『ウィッグを買ったけどどうやって保管したらいいかわからない・・・』
『ウィッグってテキトーのしまったら髪形に変な癖がつきそう・・・』
このような悩みを抱えている人も多いんじゃないでしょうか。
実際私もウィッグを何個も保有しており、最初に買ったウィッグは正しい保管方法がわからず変な癖がついてしまっていました。
この記事ではウィッグの基本的な保管方法と癖のつきにくい保管方法をまとめまています。
これをよんで正しい保管方法でウィッグを長持ちさせましょう。
ウィッグの保管方法を徹底解説【二種類の保管方法を解説します】
みなさんウィッグの正しい保管方法は知っていますか?
ウィッグはとてもデリケートなもので、品質のよい高いウィッグ安いウィッグなど関係なしに保管方法がよくないとウィッグの寿命を縮めてしまいます。
たとえば
- ウィッグに変な癖がついてしまう
- カビが生えてしまう
- ウィッグがぼさぼさになってしまう
など保管方法がよくないとウィッグにかなりのダメージを残してしまいます。
ウィッグは決して安いものではなく、ものによっては数万円もするウィッグもあります。
そんなウィッグをダメにしないように正しい保管方法でケアしてあげましょう。
癖のつきにくいウィッグの保管方法
ウィッグの保管方法は大きく分けて2種類に分けられます。
- ウィッグスタンドを使う保管方法
- 小さく収納して保管する方法
この2つに分けられてそれぞれメリットやデメリットが違うので自分のスタイルに合った保管方法でウィッグを収納しましょう。
ウィッグスタンドを使う方法
ウィッグに癖がつきにくい保管方法で一番いいのはこのウィッグスタンドをつかった保管方法です。
ウィッグスタンドとは↑のように頭部を模したスタンドのことで、このスタンドにウィッグをかぶせることでウィッグを折りたたまずに保管することができます。
また先ほどのようなプラスチック製のものもあれば、マネキン型の頭部にウィッグをかぶせても同じように保管することができます。
↑のものはダイソーで売っているマネキン型のものになります。
ウィッグスタンドを使う保管方法のメリット
ウィッグスタンドを使う場合のメリットは
- ウィッグに癖がつきにくい
- 長期保管でもウィッグが絡まりにくい
- 前髪などセットを崩さず保管ができる
になります。
ウィッグに癖がつきにくい
ウィッグスタンドを使うことで、ウィッグを小さく折りたたまなくてもいいため変な癖がつきにくくなります。
もともと入っているウィッグの袋では小さく折りたたまれて収納しているため、質の悪いウィッグは使う前から変な癖がついてしまっていることもあります。
そのため、また同じように収納するよりはウィッグスタンドを使って折りたたまずに保管するほうが癖がつかずにおすすめです。
長期保管でもウィッグが絡まりにくい
ウィッグスタンドを使うメリットの一つにウィッグが絡まりにくいというのがあります。
ウィッグを使っている方はよく知っているかと思いますが、ウィッグは人毛と違いかなり絡まりやすくできています。
小さい袋で長期間保存していると、いざ使う時になってウィッグが絡まっていてウィッグにダメージが・・・そんなことも多々あります。
ウィッグスタンドをつかうと小さく収納することがないため、長期保存でもウィッグが絡まる心配も少ないです。
前髪などセットを崩さず保管できる
ウィッグスタンドをつかうメリットのひとつにセットを崩さずに保存できるということがあります。
髪のセットを崩さないで、次回もすぐ使いたいときにはウィッグスタンドがかなり有効です。
時間をかけて前髪や髪形をセットしたウィッグはウィッグスタンドで保管することで、髪型が崩れずにすぐに使用することができます。
ちょっとしか使わなかったからセットを崩すのがもったいない・・・そんな方やイベント前のコスプレ用のウィッグをセットした後にもおすすめの保管方法になります。
ウィッグスタンドを使う保管方法のデメリット
ウィッグスタンドを使う方法のデメリットは
- 場所をとる
- ほこりがつきやすい
- 第三者にウィッグの存在がバレる
となります。
場所をとる
ウィッグスタンドを使う方法のデメリットの一つに場所をとるということがあげられます。
言わなずもがなウィッグスタンドでウィッグを保管しようとしたら場所の確保が必要となってきます。
ウィッグが一つならまだしも、何個もウィッグを所有している人がすべてのウィッグをスタンドで保管しようとしたらかなりのスペースを必要としてしまいます。
ラックを使うなどして部屋のスペースを有効活用しましょう。
ホコリがつきやすい
ウィッグスタンドで保管する方法のデメリットでほこりがつきやすいこともあげられます。
袋で収納する方法と違って、ウィッグ自体がむき出しになってしまうので、長期の保管をしているとウィッグの上にほこりがついてしまい汚れてしまいます。
そうならないためにも、ビニール袋などホコリから守るようなものをウィッグにかぶせておくのもおすすめです。
第三者にウィッグがバレやすい
ウィッグスタンドで保管する際のデメリットの最後は、ウィッグの存在が第三者にバレやすいということです。
ウィッグは人によってはかなりデリケートな品物なので、自分以外の人にはウィッグの存在がバレたくない人も多いんじゃないんでしょうか。
しかし、小さく収納できないこの方法での保管方法はバレたくない人には相性がわるいといえます。
バレにくいクローゼットの中などに収納できればいいですが、場所をとるこの方法ではなかなか現実的ではありません。
このような人は次に解説するスタンドを使わない方法を試してみてください。
ウィッグスタンドを使ってウィッグを保管する手順
次は実際にウィッグスタンドで保管する手順をご紹介します。
1、ウィッグスタンドを組み立てる
多くのウィッグスタンドは組み立て式でできており、最初に組み立てる必要があります。
このように各パーツに分かれているので、それぞれの説明書通りに組み立てましょう。
トルソー型のものは組み立てる必要がないので飛ばしてください。
このように組み立てて準備しましょう。
2、ウィッグのケアをする
ウィッグを保管する前には必ずウィッグのケアをしてから保管するようにしましょう。
この工程をしないと、ウィッグのカビが生えてしまったり絡まってしまったりするので必ずしてください。
あまり汚れがついていない場合や少しの間の保管なら、軽く櫛やブラシを通してウィッグをとかしてほこりやもつれを取り除いておきましょう。
長期の保管や汚れがひどい場合は、必ず事前にシャンプーをしてしっかりと綺麗にして乾かしてから保管するようにしましょう。
ウィッグスプレーなどを使うとより効果的にケアをすることができます。
3、ウィッグをスタンドにかぶせる
ウィッグのケアができたらスタンドにかぶせてあげましょう。
ウィッグのつむじ部分がスタンドのてっぺんにくるようにかぶせると綺麗にかぶせることができます。
このようにしっかりとウィッグの形が頭部の形になるようにセットしましょう。
ウィッグがロングで重い場合などでスタンドにうまく乗せられない場合は、百均で売っているようなすべり止めをスタンドの上部に張り付けるとウィッグがずれ落ちることを防ぐことができます。
4、長期間保管の時はビニール袋などをかぶせて保管する
先ほども言った通りウィッグスタンドでの保管方法は長期で保管する場合はほこりが大変つきやすくなります。
それを防ぐためにもウィッグにビニール袋などホコリ除けをかぶせることをおすすめします。
上のようにビニール袋でもかまいません。
少し大きめのカバーをしてウィッグにふんわりとかぶせるようにしましょう
小さく収納して保管する方法
先ほどはウィッグスタンドを使って保管する方法をご紹介しましたが、今度はスタンドを使わない方法をご紹介します。
ウィッグスタンドを使わない場合は、箱や袋に入れて収納する方法が一般的です。
この方法は多少の癖がついてしまう可能性があるのですが、その分違ったメリットもたくさんあります。
箱に収納して保管する方法のメリット
ウィッグを箱に入れて保管する場合のメリットは
- 箱に小さく収納できるので場所をとらない
- 人目につかない場所に保管しやすい
- ほこりがつきにくい
があります。
箱に小さく収納できるので場所をとらない
箱に収納する方法のメリットは、箱に小さく収納するために場所を取らないということがあげられます。
先ほど紹介したウィッグスタンドを使う方法はかなり場所をとるのですが、こちらは箱に入れて小さくすることができるのでたくさんのウィッグを持っていたとしても場所をとりません。
人目につかない場所に保管しやすい
箱に収納して保管する場合のメリットの一つにタンスやクローゼットなど人目のつきにくいところに保管しやすいということがあげられます。
先ほどの場所をとらないということと被ってくるんですが、小さく場所を取らない分、人目につかない場所に保管がしやすいです。
少し前にウィッグはとてもデリケートな品物という説明をしましたが、自分以外のほかの人にバレたくない場合はこちらの保管方法が一番おすすめとなります。
ほこりがつきにくい
箱に収納するメリットの一つにほこりがつきにくいこともあります。
箱や袋に密閉してウィッグを保管するため、保管していても中にはほこりが入りにくいのでウィッグが汚れることがありません。
そのため長期のウィッグの保管にはかなり有効な方法だといえます。
箱に収納する方法のデメリット
箱に収納して保管する方法のデメリットは
- 小さく折りたたむので癖がつきやすい
- 湿気があるとカビなどが発生しやすい
などがあげられます。
小さく折りたたむので癖がつきやすい
箱に入れて収納する方法のデメリットは、小さく折りたたんで収納するためにウィッグに変な癖がつきやすいということがあげられます。
ウィッグスタンドで保管する方法とは違い、箱に収納する場合はどうしても長い髪を折りたたむ必要があります。
また、前髪など短い部分は折りたたむと余計に変な癖がつきやすくなります。
湿気があるとカビなどが発生しやすい
箱に収納する方法のデメリットの一つに、長期保存の場合カビが発生してしまう可能性があることがあげられます。
ウィッグに汗やシャンプーの乾き残りがあったまま箱にしまってしまうと、その水分でウィッグにカビなどが発生してしまうことがあります。
またタンスやクローゼットの中でも湿気が多い場所だとウィッグのカビの発生につながってしまうこともあります。
箱で保管する場合は事前にちゃんと乾かしてウィッグに水分が残らないようにしてから、湿気の少ない場所で収納するようにしましょう。
ウィッグを箱に収納して保管する手順
次は実際に箱に収納して保管する方法の手順をご紹介します。
1、ウィッグのケアをする
先ほどのウィッグスタンドを使う方法と同じように収納する前にしっかりとウィッグの汚れを落としてケアをしましょう。
箱に収納する場合は特にウィッグをシャンプーした後の乾かしを徹底して下さい。
水分が残ってしまうとカビの原因になってしまいます。
2、ウィッグの頭部分にまるめた紙を入れる
ウィッグの頭部の丸みの形を崩さないように頭部の内側に丸めた紙を差し込みます。
このように紙を差し込みましょう。
中に入れる紙はウィッグを買った時についていたもので構わないのですが、できればかさまししてより頭部の丸みを再現するとより型崩れが起きにくくておすすめです。
↑はもともとウィッグに入っていた丸めた紙ですが
このようにかさましして頭に入れることによって型崩れを防止できます。
3、ウィッグネットをかぶせる
ウィッグの頭部を丸くボリュームを出したあとは、ウィッグネットをかぶせます。
このウィッグネットは、ウィッグを被るときに使用するものではなく、ウィッグを購入した時にウィッグをくるんでいたものです。
左のネットはウィッグネットで、左はウィッグ収納用のネットです。
このようにしっかりとウィッグ全体を包みましょう。
4、箱や袋に収納して保管する
最後にネットに入れたウィッグを箱や袋に収納して保管完了です。
この保管に使う箱や袋なのですが、購入時に入っていたものよりもすこし大きめのものを選ぶことが重要です。
購入時に入っていた箱はほとんどの場合、コンパクトにするためにウィッグに対して小さくぎゅうぎゅう詰めになってしまいがちです。
ぎゅうぎゅう詰めにしてウィッグを保管してしまうと、やはり圧力がかかりやすく変な癖がついてしまったりします。
それを防ぐためにも、百均などで少し大きめの箱やケースを購入しておきましょう。
まとめます!
今回はウィッグの正しい保管方法をご紹介しました。
基本的には
- ウィッグスタンドを使って保管する方法
- 箱使って収納する方法
の二つにわけられていて、それぞれメリットとデメリットがあるので自分に合った方を選びましょう。
私が推奨しているのが、ヘビロテしているような使用頻度が高いウィッグはスタンドで保管して、使用頻度が低いたまにしか使わないウィッグは箱に収納して保管する方法です。
これだとそれぞれのメリットを生かして保管することができますよ!
ではまた!