突然ですが皆さんは女装メイクをするときに口紅を塗っていますか?
メイクといえば真っ赤な口紅を思い浮かべる人もたくさんいるはずです。
実はただスティックからだして塗るだけ、これでは女性っぽさというよりはおかまっぽく仕上がってしまう場合があるのです!
今回は女装さんにオススメなリップメイクについてまとめました。
目次
女装さんの為のリップメイク講座【リップメイクの仕方や選び方】
唇を色づけしてくれるメイク道具はたくさんあり、それぞれに使い方が異なります。
リップメイクの種類
- 口紅
- リップグロス
- リキッドルージュ
- リップティント
他にもリップライナーなどもありますが、主なリップメイク道具はこちらになります。
口紅
リップメイクといえば口紅を思い浮かべる人が大半で、むしろ男性は口紅以外のメイク道具を知らなかったという人も多いでしょう。
口紅はとても発色が良くて綺麗に唇に色をのせることができ、固形タイプですのでしっかりと唇につけることができます。
そのため、メイクの持ちもよく長時間もメイクにも耐える優れものです。
しっかりとリップメイクがしたいときにオススメです。
昔は保湿性がいまいちだったため唇がかさついたりしていましたが、今は保湿成分もちゃんとはいっているのでその心配もありません。
色ももちろんながら、ラメがはいっていたり、マットな質感のものまでさまざまな口紅が存在します。
リップグロス
こちらもどちらかとえばメジャーなメイク道具。
口紅はリップに色をのせるのがメインですが、こちらは色よりもリップに光沢を出してぷっくり立体感がでます。
もちろん色もうっすら色づくのですが、あくまでぷっくりみずみずしい唇にさせるのが目的のときに使用します。
自然でボリュームたっぷりの唇にしたい場合はリップグロスがオススメです。
口紅よりも密着していないので比較的すぐに落ちてしまいますが、塗り直しもしやすいため外出時にはポーチにいれておきましょうね。
リキッドルージュ
その名の通り、液体状のルージュになります。
固形の口紅と違って液体状のものになるため、潤いのある唇にすることができます。
また、基本は口紅の種類なので色づきもよくグロスのような艶もでるすぐれものです。
リップメイクの応用として、口紅を塗ってからグロスでツヤをだす方法もあるのですが、その面倒な手間をこれ一本でできるため最近では人気の化粧品です。
リップティント
こちらは最近よく見かけるようになった化粧品で、口紅やグロスのように唇の上に塗って色づけするものではなく、唇そのものの色を染めるというものになります。
リップティントは唇を直接『染める』ので、長時間のメイクでも落ちにくく、こすったりしても大丈夫なのが特徴です。
またリップティントは唇の水分量で色の変化をし、自分だけの色を楽しめることができます。
リップメイクの仕方
口紅の塗り方
口紅の塗り方は大きく分けて3つにわけられます。
- 直接塗る
- 指を使って塗る
- 筆を使って塗る
それぞれにメリット、デメリットがあるのでしっかり覚えて自分に合った塗り方をみつけましょう!
直接塗る場合
スティックの口紅の場合そのまま唇に直接塗ることができます。
この直接塗る方法は唇の輪郭がぼやけるのでカジュアルな印象の唇になります。
デメリットとしては、やはり端っこの方がきれいに塗れないことがあげられますが、この直接塗るやり方は一番楽にてっとり早くリップメイクができるのが特徴です。
直接塗るときはまず最初に上唇の真ん中を塗ります。
次に真ん中から口角に向かって塗っていきます。
下唇も上唇と同じように真ん中から塗って
口角に向かって塗っていきます。
直接塗るときは普通の状態では口角の部分までしっかりと塗ることが難しいので、口を少し横に広げてから塗りましょう。
指で塗る場合
直接塗る場合ではなく、一度指につけてから塗っていくパターンです。
スティックから少し口紅をだして中指に塗ってそれを唇に塗っていきます。
この時、滑らすように塗るのではなくポンポンと叩くように塗るのがポイントです。
ポンポンと指で塗る方法は濃い色の口紅でもうすく塗ることができるので自分の唇となじませやすく自然な印象に仕上がります。
特に真ん中は濃いめ、周りは薄めで塗っていくとより自然に仕上げることができます。
筆で塗る場合
口紅といえば直接塗るのが基本と男性は思ってしまいますが、実は筆で塗るのが基本とされています。
しっかりと綺麗にリップメイクができるのできっちりした印象になるのが特徴です。
筆での塗り方は、筆にしっかりと口紅をしみこませてから、まずは唇の輪郭にそって塗っていきます。
まず上唇と下唇の輪郭の真ん中を塗ります。
次に筆の場合は口角から中央にむかって縁取ります。
上唇の縁も同じように口角から塗ります。
最後に真ん中の部分を塗るのですが、横にブラシをつかうのではなく縦にブラシを使うことによって唇のしわにも口紅が綺麗にのってくれてふっくらした唇にすることができます。
リップグロスの塗り方
リップグロスはキャップにチップがついているものとチューブタイプの2種類があります。
キャップにチップがついている場合のつけ方
まず最初にチップにたっぷりとグロスをつけて唇の真ん中にのせます。
次に真ん中にのせたグロスを口角に向かってのばすように塗っていって完成です。
チューブタイプの場合のつけ方
チューブタイプは唇にそのままチューブから出してつかうよりも、指にだして使うのをオススメします。
塗り方はチップの時と同じように真ん中から口角に向かってのばして塗っていきます。
リキッドルージュの塗り方
リキッドルージュの塗り方もリップグロスの時とほとんど同じ塗り方で大丈夫です。
チップ部分にしっかりとリキッドを染みこませてから真ん中にのせ口角に伸ばしていきます。
リップティントの塗り方
リップティントの基本の塗り方は
まず最初に唇の縁を塗ります。
そのあとに指でポンポンと叩きながら中央にむかって伸ばしていきます。
この方法が基本ですが、真ん中部分でグラデーションをつけたい場合などは
真ん中にティントをのせて外に向かってポンポンと伸ばしていけば唇にグラデーションを作ることができます。
口紅とリップグロスの両方使うのもオススメ
口紅の発色もほしいけどグロスの艶もほしい!という方は思い切ってどっちも塗ってしまいましょう!
先に口紅で唇に色をしっかりのせてからその上にリップグロスをのせる方法です。
これをすることによって口紅の綺麗な色とグロスの艶のどちらの効果も期待することができます。
女装初心者さんはリップグロスがオススメ!
女装初心者さんが最初に間違うのが、真っ赤な口紅を買ってしまいがちな所があります。
確かに女性の口紅といえば真っ赤な口紅を思い浮かべます。
ですが、真っ赤な口紅というのは実はあわせるのがとっても難しい化粧品です!
一度でも使ったことがある人はわかるかもしれませんが、真っ赤な口紅など濃いメイクというのはしすぎると逆に『おかま』っぽく仕上がってしまう原因のひとつなのです。
ですので単純に顔の濃い人が多い男性では真っ赤な口紅というのはオススメしません。
女装さんにオススメなのはリップグロスオンリーがオススメです。
リップグロスは色もうっすらつく程度で、なおかつぷっくりした女性らしい唇にすることができます。
変に口紅で色づけするより自然な女性らしい唇にすることができます。
オススメはフローフシの LIP38℃ 11 リップトリートメント +3℃
程よく色づくのと唇にボリュームをもたせることができます。
また唇のトリートメント効果も期待できるのもうれしい所。
それでも口紅が使いたい!というかたは真っ赤なものではなく『コーラルピンク』の色の口紅を選ぶようにしましょう。
コーラルピンクは肌になじみやすく自然に色づけをすることができますよ。
まとめます!
今回はリップメイクについてお話しました!
簡単にみえるリップメイクも塗り方、使い方次第で印象ががらりと変わるくらい重要なメイクです。
メイクといえば真っ赤な口紅でとびきり女性らしくと思う気持ちもわかりますが、まずは自然にみえるリップメイクにしてみましょう。
基本をマスターしてからいろいろ試して自分に似合う色をみつけるのも楽しいですよ!
ではまた!