女装していると女装しているときが楽しすぎて、どっちの自分が本当の自分かわからなくなってくることってありませんか?
そんなときにふと考えてしまうのが
『自分の本当の性について』です。
今回は女装初心者が陥りやすい性別に関する勘違いについてまとめました。
目次
すぐに判断しないで!女装初心者のよくある勘違い
私は何かいけないことをしているみたいでとってもドキドキしていたのを覚えています!
そして何度か室内で女装してブログをかいたり写真を撮ったり・・・
とても毎日が楽しくなりました!
その女装行為もエスカレートして室内では物足りなくなってきました。
その後は外にでて女装仲間もでき、いろんなイベントにでたり飲みにいったりと今までの人生で一番楽しかったことを覚えています。
そのある程度女装に慣れ、女装して女性みたいに過ごしているとふとあることを考えます。
『私って本当は心は女の人なんじゃ・・・』
この考えにいたってしまう女装さんは本当にたくさんいて、この後の対応によっては取り返しのつかないことになりかねません。
私ってホントは女性なのかしら?
この『自分のことを男性ではなく本当は女性かもしれない』と思うことは、私の経験上8割が勘違いです!
女装する前は全然そんなこと考えたことないのに、女装して『女性』として行動することによってこの考えに行きつくのはとても危険です。
女装することによって性同一性障害かもしれないと気付く方もいてるのは事実ですが、自分の思い込みで性同一性障害と判断してしまい、あとあと後悔するケースが後をたえません。
では何故そういう錯覚に陥るのか理由を説明させていただきます。
『女性』として扱われることに快感を覚える
私たち男性は普段誰かにエスコートをされたりお姫様みたいな扱いを受けることがありませんよね。
どちらかというと男性は女性を『エスコートする側』になります。
この普段ではありえない状況は、女装することによってかなってしまうのです。
女装して女性らしい振る舞いをすることによって、相手によっては自分のことを『女性』として扱ってくれることもあります。
相手からのまっすぐな好意と行動というのは男性で生活しているとあまり味わえないもので、やはり男性からであっても好意は嬉しいものです。
しかも女装している自分がお姫様扱いを受けることによって、自分が本当の『女性』になったような感覚に陥りやすいのです。
この男性では味わえない『女性』としての扱いを嬉しいと感じ、『自分は実は心は女性かもしれない・・・』と錯覚してしまうというわけです。
女装にハマる人は普段ちやほやされない人が多い
女装にハマる人というのは昔から、女性にあまりモテない人が女性に憧れて始めるパターンも多いです。
学生時代に内気な性格から女性と接点もなく、女性への憧れから女装を初めたのだけどSNSなどで写真をアップしたら男性たちからたくさんの好意を寄せられてうれしくなってしまい抜け出せなくなるなども良く聞くパターンです。
普段モテない人が男性とはいえ自分にたくさんの好意を寄せられるというのはとてもうれしいもので、そのまま流れて『君は男性じゃなくて心は女性なんだよ』などの甘い言葉をうのみにして女性になりたいと思ってしまうというわけです。
このパターンは性同一性障害の方とは違い、ただ流されてそういう考えに陥った場合が多いのであとあと後悔するパターンも多いです。
男性と性行為をして考えるパターン
上のパターンとにているのですが、直接男性と女装した格好で性行為をし、女性として扱われることによって勘違いするパターンです。
このパターンの人は、男性と性行為ができる=自分は性同一性障害だと考えている場合が多いです。
女装というのは昔から性的な側面も多く女装=エロいものと考える人も少なくありません。
女性になりたい理由が性的なことだけの場合は、性同一性障害とは違い自己女性化愛好症という女性になっている自分が好きな場合も考えられます。
ですので男性と性行為ができる=自分は性同一性障害と簡単に判断するのは危険というわけです。
そうかな?と思っても自分で判断しない
しかし、先ほどにも紹介したように女装することによって自分が実は女性と気付く場合が多いのも事実です。
自分が性同一性障害かもしれない・・・と考えるようになったら自分で判断せずにちゃんとクリニックに行って診断をしてもらいましょう。
くれぐれも先走って個人で女性ホルモンを手に入れて服用しないようにしましょうね。
数年後に『やっぱり自分は只の女装だったかも・・・』とならないように!
まとめます!
今回は少し女装について踏み入ったお話しをしました。
自分自身、自分は女性かもしれないと錯覚しかけていた時もあったので、女装初心者さんはこういう危険もあるということを少しでも頭にいれて女装をたのしみましょうね!
自分が何のために女装しているかをしっかりと考えるのはとっても大事ですよ!
ではまた!