『せっかく女装をしたのだから高いハイヒールで歩きたい!・・・けど身長的に大丈夫かな?』
自分の履きたい靴と女装ばれの問題の間で揺れる女装心・・・
女装さんの外出にとっても大事な靴選び。
でも女装始めたてのころはどんな靴を履いたらいいかわからないですよね。
今回はレディースの靴の種類と選び方、女装さんにオススメの靴をご紹介します。
目次
ヒールを履きたい女装さんの為の靴講座【レディースの靴の種類もご紹介】
女装して外出するときはやっぱりハイヒールを履いて綺麗にコツコツと音を立てて歩きたい!
そんな考えの女装さんも多いはずです。
ですが女装して外出しているときに気になるのが『男とばれていないか?』ですよね。
基本的に男性は女性よりも身長が大きい傾向にあります。
そんなただでさえ身長の大きな男性が、7センチ以上も高くなるハイヒールを履いて外出するなんて目立ってしまわないか・・・。
答えは残念ながら『身長が高くなると目立って女装バレにつながりやすい』です。
女装さんにはミドルヒールがオススメ
身長は高くなるけどヒールの靴を履きたい!と思うのが女装さんの性ですよね。
日本の女性の平均身長は158.2㎝でおそらくほとんどの男性はこの身長よりも高いです。
ちなみに男性に聞いた女性はどのくらい身長があれば高いと感じるかというアンケートでは、170㎝や180㎝という答えが多かったそうです。
ですので、自分の身長が170㎝前半くらいだったらハイヒールは難しくてもミドルヒールの高さだったらすこし背の高い女性だなと思われるくらいです。
女性で170㎝以上でもハイヒールを履く人もいますし、近年女性も身長が高い人も増えてきているので180㎝を超える人でなければヒールの靴を履いても違和感はそこまでないはずです。
ヒールだけじゃない!レディースの靴の種類
メンズの靴と違ってレディースの靴というのはたくさんの種類が存在します。
男性の場合はカジュアルかフォーマルかなどを気を付けるだけでだいたいなんとかなるのですが、女性の場合はそうはいきません!
女性の靴の場合、場面や服のコーディネートによって自分で選んで履かなければいけないのです。
女装するときにコーディネートとちぐはぐな靴を履いてしまったら、コーディネートの違和感で女装ばれをしてしまう可能性もあります!
パンプス系
もともとは正装用でしたが、コーディネートや時代にあわせていろんな種類のパンプスが登場したりしてフォーマル、カジュアルのどちらの場面でも使用されるようになっています。
男性では絶対はかない種類の靴ですので、このパンプスが履きたくて女装される方もいてるほどです。
このパンプス、実はたくさんの種類があって、ヒール部分やデザインの違いで呼び名が違っていたりするのです。
ハイヒール
女性の靴の代表格の『ハイヒール』。
ハイヒールとは、つま先の部分よりかかと部分が地面から7センチ以上高い場合の靴のことをいいます。
かかとがかなり上の方になり、つま先立ちしているような姿勢をキープすることができるのですが、このつま先立ちの姿勢が一番足のラインンが綺麗にだせる姿勢なのです。
つまりハイヒールを履くだけで美しい足のラインにすることができるのです。
またハイヒールを履くと歩くときににも効果があり、女性らしい歩幅で女性らしい歩き方になりやすい効果も期待できます。
ただハイヒールは安定感もあまりなく、歩くのに少しコツがいるので初めてヒールを履く男性にはあまりオススメできません。
ミドルヒール
ヒールが7センチ以上のヒールのものですが、こちらのミドルヒールはそれ以下の短いヒールの靴のこといいます。
多少の傾斜があるため、ヒールがまったくないよりは足のラインがきれいにみえる効果も期待できます。
かかとがそこまで上がることがないので、ハイヒールよりも比較的歩きやすく安定感もありますので、女装さんの最初の一足にもとてもオススメできる靴になります。
フラットシューズ
フラットシューズというのは、俗にいうぺたんこシューズのことです。
ヒール部分がほとんどないため足のラインはそのままでてしまいますが、その分負担なく歩くことができます。
長時間歩くような日でもパンプスを履きたい人にオススメです。
ピンヒール
ヒールの中でもヒール部分がかなり細い棒になっているもののことをピンヒールとよびます。
ヒールの中でもかなり歩きづらい部類の靴になるのですが、その分綺麗に歩けたらとてもきれいで美しい靴になります。
パーティやイベントなどちょっと特別な日に履くのもオススメかもしれません。
アンクルストラップ
アンクルストラップというのは、足首をぐるっと巻けるストラップがついているデザインの靴のことを言います。
足首をぐるっと固定してくれるので、ハイヒールなどの比較的歩きにくい靴でも安定感をだしてくれて歩きやすくしてくれる靴になります。
ハイヒールからヒールがないものまで種類は様々でシーンに合ったものを選ぶことができます。
サンダル系
サンダル系は足を覆っている靴の面積がすくなく、カジュアルな場面で使用される比較的にラフな靴のひとつです。
通気性も良く蒸れないため、熱い夏などに使用することが多いサンダルです。
ブーサン
足をブーツみたいに覆っているけど、比較的布の面積がすくない靴のことをブーサンといいます。
ブーツみたいに足を完全に覆っていないため蒸れにくく、抜け感のある印象をあたえてくれるのでおしゃれにコーディネートがしやすいサンダルになります。
ミュール
ミュールとは、パンプスのようにかかと部分が覆っていなくて、つっかけて履く靴のことをいいます。
足の甲の部分しか覆われていないので、比較的脱げやすかったりするのですが、その分楽に履くことができます。
もともとは室内履きの靴でしたが、今はおしゃれなデザインのものも出ていて脱げにくいようにアンクルストラップがついているものも存在します。
ブーツ系
パンプスと並んで女性に人気のブーツ。
男性用のブーツとはデザインも全然ちがうので、女装さんもやっぱり履いてみたい靴の一つですよね!
サンダルやパンプスと違い基本的に足全体を覆っているものをブーツと呼びます。
ロングブーツ
ブーツの中でもひざ下くらいまでの長さのブーツのことをロングブーツといいます。
スカートやワンピースなどに合わせやすく大人な印象にしてくれます。
女性はもちろん、女装さんが履くとふくらはぎの部分を隠してくれるので、男性らしい筋肉質な足を隠してくれる効果が期待できます。
ニーハイブーツ
ロングブーツよりも長い膝上の長さがあるブーツのことをニーハイブーツといいます。
ロングブーツよりも足痩せや足長効果が期待でき、綺麗な足に見せることができるニーハイブーツですが、流行りがあるので履くときは注意したいところです。
ちなみに膝を隠してくれるので女装さんにオススメできる靴になります。
ショートブーツ
ロングブーツよりも丈が短いブーツになります。
ショートブーツはデザインもたくさんあり、ほとんどのロングブーツは大人なセクシーな印象を与えるのに対して、可愛い系のショートブーツも存在します。
デザインさえ選べば自分の好きなどんなコーディネートにも合わせやすいので一足持っていたらとても重宝しますよ。
ブーティ
ショートブーツよりも短い丈のブーツで、くるぶし部分がみえるくらいの丈になります。
足首が見えるようなコーディネートは女性らしさを感じさせてくれるので、女装さんにはブーティもオススメです。
スニーカー系
普段男性の時に履いている靴とほとんど同じカジュアルなスニーカー。
デザインも男女で多少の差はありますが、ユニセックスとして売っていたりとあまり男性用と変わらない靴になります。
男の時履いてるスニーカーもデザインによっては女装の時に履いても違和感はなく、カジュアルなコーディネートの時は選んでみてもいいかもしれません。
季節別靴の選び方
どの服にあわせたらいいかわからない人の為に季節ごとにあわせた靴をご紹介します。
あえて外しておしゃれにみせる方法もありますが、まずは基本を覚えてコーディネートしましょう!
春のコーディネートに合う靴
- パンプス
- スニーカー
白やピンクなどのパステル色や淡い色が似合う季節にはパンプスやスニーカーがオススメ。
パンプスの中でもつま先があいているオープントゥのタイプを選ぶと抜け感が春らしくてオススメです。
また春はスニーカーも似合う季節でもあるので、甘いロングスカートにスニーカーをあわせて甘くなりすぎないようなコーディネートも楽します。
春のかわいいコーデ♡ pic.twitter.com/u777ScwLMT
— おしゃれ❤コーデ (@_Osyale_Coorde) July 19, 2019
夏のコーディネートに合う靴
- サンダル
- スニーカー
熱い季節の夏には抜け感のあるサンダルタイプの靴がやはり一番似合います。
海やプール、避暑地にいくコーディネートにはミュールなどのサンダルを選びましょう。
レジャーを楽しんだり、キャンプなどの時にはスニーカーも夏らしくてオススメです。
また、パンプスのなかでも布の面積が少ないものだったりつま先があいているもの、素材によっては涼しげでオススメの靴になります。
露出が増える #夏コーデ 。二の腕が気になって楽しめない…ってコにはこんなデザイントップスがおすすめだよ💖✨ 華奢見えも二の腕カバーも思いのまま!
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秋のコーディネートに合う靴
- ブーツ
- パンプス
ボルドーやグレーなどの落ち着いた色が似合う季節の秋。
シュートブーツやブーティなどの短めのブーツをはくと一気に季節感がでてオススメです。
また、服のコーディネートが落ち着いた色になりがちなので、刺し色として明るい色のパンプスなどを合わせてもおしゃれに可愛くコーディネートできます。
F i.n.t さんで撮影でした📸🌹
かわいい秋服が着られて、
すっごく幸せでした🤤💕コーデは私のチョイスです(o´艸`)https://t.co/ys1kZiinc8#フィント #アンジェラス pic.twitter.com/4tZs6bC0i3
— 嶋 優花 (@mcr2017_ys01) September 17, 2017
冬のコーディネートに合う靴
- ブーツ
- スニーカー
寒い季節の冬はブーツが圧倒的にオススメ。
ショートブーツでもロングブーツでもどちらでもアウターにあわせて着こなすことができます。
またハイカットのスニーカーなどもカジュアルな服装の時には合わせやすいのでオススメです。
冬コーデは女子をより一層可愛くする♥ pic.twitter.com/aKN68Xx8zf
— 女の子のためのファッション (@p_coordinate) July 10, 2019
女性の靴をはくと何故か足が痛くなる原因
『レディースの靴を履いて外出するとほとんどの確率で足が痛くなる!』
女装はじめたてのころは自分に合った靴を選ぶのが難しいため、頻繁に起こる現象です。
靴に足がぴったりとはいってるのになぜ足が痛くなるかは、次のことが考えられます。
サイズの問題
履いているとだんだん足が痛くなってくるのはその靴のサイズが自分の足に合っていないからかもしれません。
レディースの靴はメンズの靴と違って横幅が狭く作られているものが多く、単純な長さ(㎝)があっていても靴の横幅があっていない可能性があります。
靴を買うときには足の側面が窮屈でないか確認しておくことが大事です。
デザインの問題
靴の種類によっては女性より足の幅が広い男性が履くと痛みを伴いやすいデザインも存在します。
特にパンプスに多いのですが、足の幅の広い男性が痛みを伴いやすい靴は先端の形がポイントになります。
靴の先端の形は大きく分けて
ポインテッド、ラウンド、アーモンド、スクエアの4種類に分けられます。
このうちポインテッドやアーモンドの形の靴は先端にむけて靴の幅が狭くなっていて足の大きな男性は窮屈に感じてしまいやすいです。
自分に合うブランドがみつかるまではこのような形の靴は避けたが無難です。
履くと痛くなる靴を痛くなくする裏ワザ
サイズや形をを間違えてぴったりだけど歩くには少し窮屈な靴・・・。
そんな靴を履きやすくする裏ワザがあります!
それは靴のサイズを無理やり少し大きく広げてあげることです!
少し小さく窮屈だった靴を大きくする方法はこちらのアイテムを使います!
シューズフィッター
使い方は簡単!
持っている靴にはめ込み、ねじを回して靴をすこし広げて何日か置いておくだけ!
これで足が痛くなるからとためらっていた靴も履けるようになりますよ!
まとめます!
今回は女装さんはヒールを履いていいのかどうかとレディースの靴の種類をご紹介しました。
結論から言うと
『女装の時にハイヒールを履くと身長が高くなって目立ってしまうので、できればミドルヒールの靴を選ぶといい』です。
ハイヒールは避けた方がいいかもしれませんが、女性の靴には男性にはないたくさんの種類の靴があるので、ハイヒールにこだわらずコーディネートと相談して合う靴を選んで女装を楽しみましょう!
ではまた!