トランスジェンダーの方が女子大に入学。
昔だったらまずありえなかったことが、今は現実になろうとしています。
今回は話題となっている女子大のトランスジェンダーの受け入れの話をまとめました。
女子大でトランスジェンダーの学生の受け入れ続々と
今女子大などでは、身体は男性で心が女性などのトランスジェンダーの方の学生の受け入れが全国各地で広まっていってることをご存じでしょうか?
すでに受け入れが決まっているのが
- お茶の水女子大学(東京)
- 奈良女子大学(奈良)
の2校です。
この2校は、すでに2020年度からトランスジェンダーの生徒の受け入れを始めるのを決定しています。
つまり戸籍の性別が男でも心の性別が女性なら、こちらの女子大に入学することができるようになるのです。
また、このようなトランスジェンダーを受け入れるという動きは全国で広まりつつあり、2019年9月には私立の大学としてははじめて『宮城学院女子大学』がトランスジェンダーの学生の受け入れを発表しました。
こちらは2021年度より受け入れ開始予定です。
このように全国各地で少しずつですが、このような動きが広まってきているのです。
その他の『東京女子大学』、『日本女子大学』、『津田塾大学』、『筑紫女学院大学』もトランスジェンダーの学生の受け入れを検討を進めているとのこと。
教員や在学生の対応
トランスジェンダーの受け入れについて問題になるのが、教員やすでに通っている学生のことです。
セクシャルマイノリティの知識のない人からすると、戸籍が男性の人が女子大に入ることを怖がったり拒む人が出てくる可能性がありますよね。
2020年度から受け入れが決まっているお茶の水女子大学では、そういったことがないようにすでに20回以上にも及ぶ説明会をひらいたり、学生にも幾度となく説明をしてトランスジェンダーの理解を求めました。
学生の反応は、とても前向きな反応で、拒否するような動きはなかったとのことです。
2021年度から受け入れ開始の宮城学院女子大学でも、在学生に説明をつくしており、おおむね反応も良好とのこと。
女子大に入学するには
ここで気になるのが、トランスジェンダーの方が受け入れを開始する女子大に入学するにはどういった証明が必要かということです。
2020年度の受け入れ予定のお茶の水女子大学と奈良女子大学のトランスジェンダーの入学には、どちらの大学でも医師の診断は必ずしも必要なく、『自分が女性であるという経緯や入試、入学にあたって配慮を希望する内容などについて書いた書類』を提出するだけということです。
これは宮城学院女子大学も同じで医師の診断は必要ないという。
つまり、経緯や自分の心が女性だとちゃんと説明できるのであればだれでも入学できる資格があるということです。
こういった取り組みは高校でも
こういったトランスジェンダーの理解についての取り組みは、なにも大学だけで行われているわけではありません。
すでに高校でも『心が女性なら戸籍が男性でも女性の制服を着用できる』という取り組みが行われています。
女性がスカート以外にもスラックスを選べるのはもちろん、男性でもスカートを選べたりネクタイではなくリボンを選ぶということができる高校も少しずつですが増えてきています。
2018年に開校した『柏の市立中学校』は、制服を決めるときに性的少数の方に配慮できる制服が望ましいとの意見があり、男女関係なくトランスジェンダーの人は制服を選択できるようになったのです。
まとめます!
女子大がトランスジェンダーの人を受け入れる・・・少し前の時代なら考えられないことです。
それが来年から現実になるのです。
まだまだ社会の理解が追い付いていない部分もありますが、徐々にセクシャルマイノリティの人たちが本当の『性』で生きられる時代がやってきています。
セクシャルマイノリティの方は12人に1人いるといわれており、自分の周りにはそんな人がいないと思っていても、実は身近にマイノリティの方はいてたりするのです。
当事者じゃない人も一度トランスジェンダーやセクシャルマイノリティについて考えてみてはいかがでしょうか?
ではまた。
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